建物修繕課より現場レポート~階下漏水編~
こんにちは!
本日のブログは最近一児のパパになりました建物修繕課の佐藤よりお伝えします!
前回の『雨漏り編』に続き、今回は『階下漏水編』をやっていきたいと思います。
まずは前回のおさらいですが、雨漏りは屋上や外壁のヒビ・塗膜切れ等によって、雨水が浸入してお部屋に被害をもたらします。
それにひきかえ階下漏水の原因は多岐にわたります。
・建物内の給水管や排水管などに亀裂が発生し、そこから階下へ漏水
・給湯器配管の劣化により接続部から水漏れし、階下へ漏水
・洗濯機ホースの外れにより床が水浸し、階下へ漏水
などなど
先日発生しました、階下漏水について一例を挙げます。
ご入居者様よりお風呂場の天井からポタポタと水漏れしているとのご連絡がありました。
現地で漏水調査を行った結果、上階のお部屋の給湯器の配管から水漏れが確認できました。
すぐさま給湯管引き直し工事にて対応し、無事、階下漏水が収まりました。
今回はお風呂場での漏水事故であったため、入居者様の被害はありませんでしたが
これが居室で起きたなら、テレビやパソコンなどの家電製品やソファやベッドなどの家具にも被害が及ぶ恐れがあります。
では、その被害については誰が賠償するのでしょうか。
今回のケースでは、上階の入居者様に過失はないため、階下の入居者様が受けた被害の賠償はオーナー様のご負担となります。
ご自身が加入されている保険に施設賠償責任保険を付帯いただいていれば、入居者様への損害賠償を保険で賄える場合もあります。
築年数に比例して給排水・給湯管からの水漏れのリスクも増加します。
急な事故に備えるために、保険の加入状況をご確認されることをお勧めします。