リーシング課より~高齢者の入居受け入れについて~
こんにちは!
本日のブログはリーシング課より
賃貸物件の高齢者の入居の受け入れについてお伝えいたします。
以前より、様々なメディアで、「日本は少子高齢化が進んでいる」と報じられていますが
弊社でも高齢者(65歳以上)の方の単身での入居の問い合わせが毎日のように入ってきます。
内閣府のホームページにも掲載されていますが
2040年には「単身入居者」の5人に1人以上が65歳以上になるとの予測があります。
(女性だけに関しては、2010年時点で5人に1人以上が、65歳以上)
内閣府ホームページ 令和3年版高齢社会白書(全体版)から引用
最近、弊社で入居いただいた方の転居の理由の一例を紹介いたします。
・娘の近くに住みたい為(面倒を見てもらっている)
・息子夫婦と同居していたが、孫が大きくなり手狭になってきた為
・現居が3階で階段の上り下りが大変になってきた為
・離婚する為
・同居されていた方が亡くなられ、現居が広すぎる為
理由としては様々ですが、ご自身や周りの変化に伴い引っ越しを検討される方が多く
持ち家にお住まいの方でしたが、売却して賃貸物件に移り住んだ方もいらっしゃいました。
一般的には敬遠されがちな1階のお部屋を希望される方も多く
1月から3月のような引っ越しシーズン以外でも需要が見込める為
不動産投資の安定性に大きく繋がってきます。
一方で、不動産管理会社側は、まだまだ高齢者を敬遠している会社が多い印象です。
オーナー様の意向に関わらず、60歳未満の方からの申し込みしか受付をしない会社が多いように感じます。
年々増加する高齢者の単身入居者数に伴って、大きくなる需要を取り込もうと思っても
物件の管理を依頼している管理会社によって断られていないか注意が必要です。
不動産管理会社側が敬遠する理由としては、孤独死リスクなどが挙げられますが
現在は、国土交通省が発表した「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」があり
リスク管理の方法次第では、リスクを低くすることも可能です。
当社では、常に最新の不動産賃貸業界の情報をチェックし
高齢者の方に関しても積極的に募集活動を行っております。